2014年に日本にサーチファンドが上陸して10年が経過し、2020年代にはサーチファンド投資家も次々と誕生し、日本のサーチファンドマーケットは黎明期から発展期に差し掛かろうとしています。
株式会社サーチファンド・ジャパン(以下、「当社」)は、日本のサーチファンドマーケットの現在地を網羅的に確認できる資料として、「Search Fund Market in Japan, 2024 Observations-日本におけるサーチファンド市場に関するレポート(2024年版)-」(以下、「本レポート」)を公開いたしました。
レポート本文は下記リンク先よりPDFにて掲載しております。
本レポートでは、サーチファンドの定義を改めて確認するとともに、日本国内におけるサーチファンドの形態や、日本のサーチファンドに関するデータ分析、及び、日本におけるサーチファンドプレイヤーの一覧、を掲載しております。
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■ 本レポートの目次
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■ レポート内容一部抜粋
【活動開始サーチファンド数の推移】
2019年にアクセラレーター型サーチファンド投資家が牽引する形でサーチ活動を開始するサーチファンドが増加しており、毎年10本前後のサーチファンドが誕生している。
直近では、トラディショナル型のサーチファンドも増加している。日本で活動するトラディショナル型サーチファンドのナレッジ化が進んでいることが要因のひとつと推察される。
【ステータス別サーチファンド数累計】
2024年末にいたるまで、日本では累計38本のサーチファンドが活動を開始。内、11本がサーチ活動中であり、27本がサーチ活動を終了している。サーチ活動を終了した27本のうち23本のM&Aが実現し、4本はM&Aが実現せずサーチ活動を終了している。
サーチ活動を終了したサーチファンドのうち、M&Aを実現できた割合は約85%と推計され、これは海外のサーチファンドと比較しても高い水準である。日本で主流であるアクセラレーター型の投資家の支援がM&A実現に対して影響している可能性が示唆される。
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当社では今後も、サーチファンドの正しい理解・認知度拡大やプレイヤーの増加、ひいてはマーケットの拡大に資することを目的に、情報提供を継続してまいります。
著者:株式会社サーチファンド・ジャパン シニアマネージャー 新實 良太
監修:株式会社サーチファンド・ジャパン 代表取締役社長 伊藤 公健
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