サーチャー募集説明会でよく出る質問

サーチファンド・ジャパンでは、定期的にサーチャー募集説明会を開催しています。この説明会では、サーチファンドの仕組みや当社のサポートの概要をお伝えしていますが、説明会のQAセッション等でよく頂く質問をまとめました。

説明会のへのご参加と合わせて、当社の考え方をご理解いただく一助となれば幸いです。

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【サーチャー選考について】

Q:サーチャーに応募するのに年齢の上限はありますか?

A:ありません。ただし、年齢問わず、M&Aと経営のプロセスにおいて、自ら手を動かすことは求められます。またこれまでのご実績やタイトルに関わらず、中小企業の経営者としてご活躍いただけそうかどうかを考慮して選考をさせていただいております。

Q:SFJのサーチャーはピカピカの経歴の方ばかりですが、そのような経歴が必要なのでしょうか?

A:大企業での経験や高学歴は選考における条件ではありません。むしろ、中小企業の外様経営者として組織を率いる力、また想定外のトラブルや新しいチャレンジにも対応できる柔軟性やオーナーシップを、選考においては重視しています。

 

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【サーチ活動について】

Q:M&A候補先の企業はどうやって探すのでしょうか?

A:様々なアプローチがありますが、日本においては、M&A仲介会社や銀行にM&A情報が集まっているのが実情です。従って、これら仲介会社等にサーチャーが自らの強みや投資したい企業のイメージをお伝えし、情報を得るのが主なアプローチになります。

 当社はこれら仲介会社等とのネットワークがありますので、サーチャーが個人でアプローチする場合と比較し、当社の支援する経営者候補として一定の信頼を頂きやすいお付き合いが可能です。

Q:サーチファンド・ジャパンのサーチャーは、日本M&Aセンターの案件しか扱えないのでしょうか?

A:日本M&Aセンターとは特に密なコミュニケーションが取れる関係にありますが、他の仲介会社、会計事務所、地銀のM&A情報も検討可能です。実際に、日本M&Aセンター以外の紹介からの投資検討は多数実績があり、投資に至った事例も複数ございます。

Q:M&A候補先として、業界やエリアに制限はありますか?

A:業界やエリアに特段の制限はありません。サーチャーがご経験を活かして活躍できる(経営者になった場合の具体的なイメージをもち投資検討ができる)ことが唯一の基準です。

 また業界・エリアとは異なる軸ですが、原則、一定のキャッシュフローがある会社が投資対象となります。投資対象企業の規模については、説明会にてご説明差し上げます。

Q:サーチファンド・ジャパンは具体的にどのようなサポートをしていただけるのでしょうか?

A:詳しくはこちらの記事をご覧ください

https://www.searchfund.co.jp/archives/20240328

 

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【投資後の経営について】

Q:どの程度自由に経営できますか?

A:投資の意思決定時にサーチャーが描いた計画の範囲内において、原則としてサーチャーに経営はお任せしています。

 投資時に(良くも悪くも)想定していなかったプロジェクトを行う場合は、当社と協議しながら進めていくことになりますが、最後に施策を執行し責任を持つのはサーチャーですので、当社としては論点を議論しつくした後の意思決定はできる限りサーチャーに委ねたいと考えています。

Q:SFJの株主(日本M&Aセンターや日本政策投資銀行)の意向を踏まえた経営をする必要はありますか?

A:投資先の経営方針はあくまで純粋に投資先の成長のために行うことを期待しています。当社の株主の意向により、優先順位が歪められることはありません。SFJとしての意見をお伝えすることはありますが、あくまでSFJの株主から独立した意見となります。

Q:エグジット事例はありますか?

A:2024年8月時点で、一件のエグジット事例があります。日本においてサーチファンド業界が立ち上がってからはおそらく初めての事例です(詳細はこちら)。

 20代のサーチャーがM&Aを実行し、投資先の業績・組織を大きく成長させ、上場会社グループに参画する形でのエグジットとなりました。成長した投資先の事業も、経営者としてのサーチャーのこともご評価いただけた、サーチファンドの良さが発揮できた事例となりました。このご縁のきっかけ作りもエグジットの意思決定もサーチャー自身が主導しています。

 

【投資の仕組みについて】

Q:M&Aをする際に銀行借入(LBOローン)も活用すると伺いました。サーチャーに連帯保証は求められるのでしょうか?

A:M&Aの際に銀行借入を活用することはありますが、LBOローンと呼ばれるこの銀行借入は、投資先の事業性に対してご融資頂くものであり、サーチャー/経営者の連帯保証はつけません。

Q:プロ経営者を招聘するPEファンドとサーチファンドの違いはなんでしょう?

A:PEファンドにおいてはファンドの担当者が投資先発掘、経営戦略立案、意思決定を主導し、投資先に合致した経営者を招聘します。経営者はファンドの描いた戦略に沿った経営を遂行することが求められます。

 サーチファンドにおいては、投資先発掘、経営戦略立案、意思決定を主導するのはサーチャーご自身です。

 誰が投資を主導するのかにおいて、PEファンドとサーチファンドは似て非なるものと言えます。

Q:サーチャーが得られる報酬はどのくらいでしょう?

A:具体的な金額は選考が進んだ段階でお伝えしておりますが、米国サーチファンドの相場等を参考に設計しています。

 考え方としては、サーチャーはあくまでアントレプレナーであり、固定報酬で多額の報酬を得るのではなく、成功報酬(ストックオプション等)で大きなインセンティブを得ていただく設計にしています。

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 サーチャー募集説明会は定期的に開催しております。M&Aを通じて経営者を目指すサーチファンドというキャリアに関心のある方のご参加をお待ちしています。

 説明会に参加の上、さらに詳しい話を聞きたい方は、個別のQAに対応するカジュアル面談(※説明会参加者向け)ください。弊社社員と1on1でQAいただけます。

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