Interview #
1
2023
年
11
月
神戸紗織
Saori GOUDO
サーチファンド・ジャパン
シニアマネージャー
一橋大学卒、長野県出身
Q. 自己紹介をお願いします
こんにちは、神戸紗織(ごうどさおり)です。SFJには2022年7月からジョインし、投資メンバーの一員としてサーチャーさんに伴走しながら、ソーシング、投資検討、エグゼキューション、PMIの一通りの業務を行っています。
前職では地方銀行で主に法人融資業務に従事していました。中小企業に金融面から携わるという点では前職の経験を活かせていますし、SFJでは新たに(融資ではなく)投資や事業承継・M&Aの実務に取組めていること、経営者にかなり近い位置で一緒に会社経営について考え実践サポートができており、非常にやりがいを感じています。
Q. SFJへの転職を考えたきっかけを教えてください
転職のきっかけの前にまずは私と当社社長の伊藤さんが知り合ったきっかけをお話しします。他の記事で記載している通り、伊藤さんは過去サーチャーを経て中小企業の経営者をされていたのですが、実は私が前職の銀行員時代にその企業の融資担当をやっていました。そのご縁で伊藤さんと知り合い、融資担当を外れた後は友人としてたまに近況報告でお茶するような関係でした。
転職の直接のきっかけとしては、私自身が銀行で管理職になるタイミングで「もう少し経営者の近くに寄り添った仕事をしたい」「融資だけではなく投資の経験も積みたい」と考えていたところ、伊藤さんがファンドの業容拡大を考えているとのことでタイミングが合い、「SFJならきっとやりたいことを実現できる」と思い転職することに決めました。
Q. SFJで実現したいことはありますか
私個人の仕事としては、先述の通り「経営者に寄り添った仕事」「投資業務の経験」ということを実現したいと思っていますし、現実として実現できています。
それとは一段違って、大きな志で言いますと「日本にサーチファンドを定着させたい」と思っています。私は新卒以来、中小企業に関わる仕事に携わってきており、たくさんの素晴らしい企業や経営者さんに出会ってきました。この素晴らしい企業たちの課題である後継者難に対して「経営者を志す想いのある方」が承継する仕組みが定着すればきっと日本の役に立てると信じています。今はそれを実現するために成功事例を地道に重ねていく段階ですが、きっと実現できると思っています。
嬉しい時も苦しい時も経営者と一緒に前に進んでいく経験をしたい人にはピッタリな会社
Q. サーチファンド投資を通じて得たものはありますか
スキル面でいえば、投資やM&Aの実務に関するスキルのほか、実際投資した企業の経営にも携わるので、経営計画策定や人事制度検討などの事業会社の重要な経営課題に取り組むスキルは得られていると思います。
ただ何よりチームメンバーやサーチャーさんと一緒に投資に向き合う中で、自分一人では想いもつかないような発想や視座を得られる点は多様なバックボーンを持つ方々と投資をできるSFJならではの部分かなと思います。
Q. チームの雰囲気を教えてください
手前味噌ですが、チームはパートナーメンバーやサーチャーさん含めて「想いを持ったいい人」が集まっており、しみじみ「いいチームだな」と思っています。みんなサーチファンドの事業に本気で向き合っていますし、青臭い議論もたくさんして投資の成功のためにどうすれば良いかを真剣に考えています。とは言え、くだらない会話もたくさんしますし、BBQや社員旅行みたいなイベントもやったり楽しくやっています。
Q. どのような人がSFJメンバーに向いていると思いますか
「相手の幸せを考えて行動できる人」ですかね。SFJでは「フェアネス」「誠実さ」をすごく大切にしているので、何か判断するときは「それは関係者に対してフェアか」「誠実な対応か」を考えられる人だと、良い関係性で働けるかなと思います。
あとはサーチャーさんのサポートも大切な仕事なので、「人が好きな人」が向いていると思います。特に嬉しい時も苦しい時も経営者と一緒に前に進んでいく経験をしたい人にはピッタリな会社だと思っています。